haricot rouge*** ハンドメイド日記

”Variety is the spice of life”~変化は人生の香辛料~ 新しい出会いや体験は、人生を豊かに彩るスパイス♪
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『エンブリオ』

エンブリオ (上) (集英社文庫)/帚木 蓬生
¥540
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もっとも神へと近づいた医師。
患者に人気の天才産婦人科医・岸川は、その裏で異常な試みを進めていた。男性の妊娠実験、培養した胎児からの臓器移植…彼が目指すものは何なのか。医療の極限を描く問題作


エンブリオ―それは受精後八週までの胎児。天才産婦人科医・岸川は、人為的に流産させたエンブリオを培養し臓器移植をするという、異常な「医療行為」に手を染めていた。優しい院長として患者に慕われる裏で、彼は法の盲点をつき、倫理を無視した試みを重ねる。彼が次に挑むのは、男性の妊娠実験…。神の領域に踏み込んだ先端医療はどこへ向かうのか。生命の尊厳を揺るがす衝撃の問題作。

【アマゾンより引用】

エンブリオ (下) (集英社文庫)/帚木 蓬生

¥560
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生殖医療の闇を描く渾身作。
不妊治療に実績をあげる岸川の病院の地下2階には「ファーム」と呼ばれる立ち入り禁止の施設があった。生殖医療の無法地帯に君臨する医師の恐るべき企みを通して、生命の尊厳と人間の未来を問う。


「男性の妊娠」研究を国際学会で発表し、各国の賞賛を浴びた岸川。彼の高度な医療水準に、アメリカで不妊治療をビジネス展開する大企業が目をつける。最先端の技術と情報を盗むため、巨大組織が仕掛けた卑劣な罠。そして、それに対して岸川がとった恐るべき反撃策とは。岸川の持つ闇が徐々に暴走し始める…。生殖医療の暗部を鋭くえぐり、進みすぎた生命科学が犯す罪を描き出した戦慄の長編小説。

【アマゾンより引用】


倫理とはなにか?


どんなに医療技術が発展しても、それでも、やってはいけない医療行為があるように思います。


小説の中に出てくる、中絶胎児の臓器を使用した医療行為…男性の妊娠…


時代、個人の思想・環境…

さまざまな要因により、「やってはいけない」と思う医療行為は、人それぞれでしょうが、なんらかの線引きは必要なのに、日本は、その線引きを自ら議論して引こうとしない国だと批判しているように思いました。




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『ヒトラーの防具』

今日の記事は、重いです…
ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫)/帚木 蓬生
¥780
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東西の壁が崩壊したベルリンで、日本の剣道の防具が発見された。「贈ヒトラー閣下」と日本語で書かれ、日本からナチスドイツに贈られたものだという。この意外な贈り物は、国家と戦争に翻弄されたひとりの男の数奇な人生を物語っていた―。1938年、ベルリン駐在武官補佐官となった日独混血の青年、香田光彦がドイツで見たものとは、いったい何だったのか。

【アマゾンより引用】

ヒトラーの防具〈下〉 (新潮文庫)/帚木 蓬生
¥780
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父の国であるドイツの現実に、次第に幻滅を覚えてゆく香田。ついに成立した日独伊三国軍事同盟も、彼の思い描いた祖国の進路ではなかった。迫害に怯えるユダヤ人女性・ヒルデとの生活にささやかな幸福を見いだしたのも束の間、居合術をヒトラーの前で披露する機会を与えられたことをきっかけに、香田の運命は大きく狂いはじめた…。清冽なヒューマニズムで貫かれた大作ロマン。

【アマゾンより引用】


戦争って、本当にイヤです…


ヨーロッパの戦争も、日本の戦争も、歴史の授業で学んだり、テレビのドキュメント、ドラマ、映画などで観たり、漫画を読んだり、本を読んだりして、知識はありますが、幸せなことに、本当に幸せなことに、戦争を経験したことがない私には、


戦争は、本当にイヤだ…


という感想しか出てきません。


知識としてはあるけれど、人間の焼ける匂い、腐っていく匂いは、映像からも、文字からも分かりません…


人間が、人間としての尊厳にかまってられないほどの状況に置かれたとき、生き抜くためにした行動を、平和で、のほほんと生きている私には、何も言えません…


でも、主人公が、そんな過酷な状況の中でも、人間としての尊厳を保ち、客観的な目で冷静にドイツを見続けていたので、上下巻の読み応えたっぷりの量でしたが、イヤになることなく、むしろ、先がどうなるか早く知りたくて、一気に読んでしまいました…




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『千日紅の恋人』

千日紅の恋人 (新潮文庫)/帚木 蓬生
¥620
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半ば諦めていた。このままずっと独りだと――。三十八歳バツ2。父から継いだ古アパートを管理する時子の前に、その人は現れた……。恋と人生の感涙物語。

宗像時子は父が遺した古アパート、扇荘の管理人をしている。扇荘には様々な事情を抱えた人たちが住んでおり、彼女はときに厳しく、ときには優しく、彼らと接していた。ある日、新たな入居者が現れた。その名は有馬生馬。ちょっと古風な好青年だった。二度の辛い別離を経験し、恋をあきらめていた時子は、有馬のまっすぐな性格にひかれてゆく。暖かで、どこか懐かしい恋愛長篇。

【アマゾンより引用】
大人のための素敵な恋愛小説です。

好きという気持ちだけでは、一緒になれない…背負うもの、捨てられないものがある…勢いだけではどうにもならない年齢に差し掛かった年代の人間が読むと、きゅん…となる小説ではないでしょうか。

女が全部合わせなきゃいけないことはないと勇気がもらえる小説でしたひよこ




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『カシスの舞い』

カシスの舞い (新潮文庫)/帚木 蓬生
¥540
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分裂病と覚醒剤中毒の治療・研究に成果をあげている南仏、マルセイユの大学病院で首なし死体がみつかった。だが被害者とおぼしき元患者のカルテ、レントゲン写真は消えていた。疑惑を抱き、調査を始めた日本人内勤医水野の周囲で次々に起こる不可解な事件。暗号名〈カシスの舞い〉の意味するものは―。そして脳研究所で行なわれている実験とは―。戦慄の科学サスペンス。

【アマゾンより引用】



精神を病んでいても、人として最低限の尊厳は守られるべきだという箒木さんの思いがこの作品でも感じられました。


医学の発展のためといいつつ、そこに群がる蟻のような人たちの残酷さと日本人医師の水野の正義感の強さのコントラストが印象的でした




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『空山』

空山 (講談社文庫)/帚木 蓬生
¥800
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思い出の眠る山を汚すのは誰!?

鮮烈な出会いと別れから5年。亡き恋人・達士との思い出を求めて菅生連山を訪れた、草野市議の俊子。しかし、そこで見たものは巨大なゴミ処理センターの工事で変わり果てた山の姿だった。美しい山を守るため、友人の真紀や医師の慎一たちとともに立ち上がった俊子だったが!?
『空夜』に続く長編問題作。
【アマゾンより引用】


空夜の舞台から5年後の設定の空山

ゴミ処理問題の根深さ、私達ひとりひとりがゴミがどのように処理されるか知った上で、物を買って、使って、捨てなければいけないと思いました…




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『空夜』

空夜 (講談社文庫)/帚木 蓬生
¥730
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不倫を越えた純愛を描くかくも美しき長編小説

幼ななじみの慎一が診療所の医師として戻り、真紀の心は波うつ。夫に仕事に疲れていた病弱な彼女に、生きる歓びが甦る。絢爛たる桜、一面の菖蒲、燃え上がる櫨(はぜ)の並木……、見慣れたふるさとの風景も色づいて見えてくる。四季の移ろいの中に揺れ動く大人の純愛を描いた、柴田錬三郎賞受賞作家の名作ロマン。
【アマゾンより引用】


季節の情景の描写がとても美しい作品でした。

外に行くことが許されず、自らも外に行くことをあきらめ、毎日流されるように生活していた女性が、幼なじみの男性が戻り、再会し、「前向き」な自分を取り戻していく…


不倫は許されないことだけど、惹かれてしまう気持ちは理解できました…


医療ミステリーというカテゴリーには当てはまらないけれど、ギャンブル依存症、喘息、僻地医療と医療の問題がちりばめれていて、さすがだな…と思いました…




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『臓器農場』

臓器農場 (新潮文庫)/帚木 蓬生
¥820
Amazon.co.jp

新任看護婦の規子が偶然、耳にした言葉は「無脳症児」―。病院の「特別病棟」で密かに進行していた、恐るべき計画とは何か?真相を追う規子の周囲に、忍び寄る魔の手…。医療技術の最先端「臓器移植」をテーマに、医学の狂気と人間の心に潜む“闇”を描いた、サスペンス長編。

【アマゾンより引用】


題名からして、重いテーマなんだろうなと思い、読み始めるのに勇気が必要でしたが、作家さんの本を複数持っているときは、持っている本の中から発行順に読んでいくというマイルールがあるので、読み始めました…


読み始めると、題名ほどにはおどろおどろしい感じではなく、むしろ、新米看護師が配属された職場で懸命に仕事をしている爽やかなところから始まったので、読みやすく、一気に物語に引き込まれました。


その後は、もちろん、医療の負の部分が描かれますが、そのときには、もう先が気になり、どんどん読んでいきました。


自分の子供が移植をする以外助かる道がなかったとしたら…


親として、こんなにつらいことはありません

自分が妊娠中に子供に悪いことをしたから、こうなってしまったんじゃないだろうかと責め、助けられるなら、助けてやりたい、それが無理なら、代わってやりたい…


とまで思ってしまうかもしれません…



箒木さんの作品は、どの作品も、考えさせられるものばかりです。




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プロフィール

あんこ

Author:あんこ
怖いもの知らずの無謀なハンドメイドの挑戦記録と家族(王・私・あね姫・ちび姫・やんちゃ王子)のあれこれを綴っています

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